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米国株式市場
下院議員の決定とはいえ、
金融市場の安定のための税金投入に、きっぱりNOと出す動きというのは
とにかく驚愕します。日本では、絶対に起きない現象かと。
(要は、なぜ金融機関だけを税金で助ける必要があるのか、ということと選挙が近く
国民の反発を考慮して・・・なんでしょうが。)
日本ですとあっさり通過しそうな法案です。
ところで、感覚的に思うのは、米国の政治には、金融の実務家も多いイメージ、それに比べ、日本は
そもそも、例えば板を見ている人は政治の世界にいるのかな、というイメージ。
(「板」と聞いて、「それなんですか?」という人の方が多いような気がします。まして実務家経験なんて皆無のような・・・)
あくまでイメージですけど。
ど素人のど素人による金融政策が怖い・・・。
M&Aでのミーティング
今日は、いつもお世話になっている、M&Aコンサルタントで、監査法人の元代表だった方と
ミーティング。
その後、夜であったので、会食。その後、自宅までおしかける・・・(汗)
もっとも、ご家族の方も、よく存じているので、家で、ご家族交えて、
普段のお仕事ミーティングになりました(笑)。
但し、いつもその方に、同じお説教受けてしまう・・・(それは、非常にありがたい、
と本人は思っています。逆にそこまでおっしゃっていただいるので。)
ただちょっと、私、進歩していません。
再度気をつけます。
一流の方から、お説教受ける私自身、幸福を感じます、と同時に、自分に深く反省・・・。
企業の成長度 分相応な経験
人間には、幼少期があり、成長期があり、安定期、さらにまた
年齢(経験)を重ねて、さらなる飛躍する、という時期を送るように
企業にも同じことが言えます。
特に幼少期(創業期)に、足腰が丈夫でないうちから、いきなり高度な
運動の技を教えれば、あるいは挑戦すると大怪我を負うことになります。
企業も一緒で、やはりその企業にあわせた練習、経験が必要であり、
一足飛びに、ホームランを狙おうものなら、確実に失敗するでしょう。
ベンチャーを追いかけて、企業と一緒に仕事をもう10年以上やっていますが
足腰も丈夫でないうちから、より高く飛ぼうとする企業も多々あります。
事業にいきなりホームランを狙おうとしても、多分失敗をするでしょう。
(そもそもホームランなど存在しない、ともいえます。)
その前に、十分な練習、基礎体力、をこなして、その上で技術を覚えて
初めてようやくヒットを狙えると思います。
ベンチャーというと急成長を想像しますが、やはり足腰をしっかり
鍛錬するところから、始まると思います。
コンプライアンス講義
今、2社の企業で、コンプライアンスに関する講義を行っています。
1社は、社員全員に、もう1社は取締役会に出席し、役員向けの
講義です。
最近はコンプラ、ガバナンスが非常にうるさく言われていますが
冷静に考えるとごく自然で当たり前なことではあります。
しかし、昨今の企業の不祥事の連続で、特に私が扱うお仕事の中で
上場審査においては、その影響が色濃くでています。
でも、これは、意識付けが重要なので、一朝一夕にはいきません。
ひたすら継続して、徐々に成果がでてくるもので、しかもその成果も
非常に見えにくいものです。
私の役割もそういった意味では、非常に小さいものでありますが
企業のコンプライアンスの一旦を少しでも担えれば、幸いだと思っています。
息抜き 脱力系の昔の本をあさる
ずいぶん前に読んだ本を、思い出して読んでみました。
但し、脱力して読む本です。教養など求めるような本ではありません。
むしろ、これを書くことで、人によっては軽蔑されるのかも。
ひとつは、景山民夫の「イルカの恋、カンガルーの友情」です。
正直、これは何もかも忘れて、ただ笑いたい、という方にはお勧めです。
同じく脱力して読む本には、高橋三千綱の「こんな女と暮らしてみたい」
ちょっと、なまめかしいですが、実際は、女性向けに書いた男性の本音の本。
笑える話と笑えない話がありますが、脱力系です。
(両者は、直木賞作家ですが・・・)
あと、これは本というほどではないですが、同じ脱力系として
「空想科学読本」は、あまりにくだらなすぎて面白いです。
アニメやドラマであったことが、現実で起こった場合、科学的に
どんな現象が起きてるか、など。(例:アルプスの少女ハイジが
冒頭で乗っているブランコの速度は、時速何キロメートルか?)
実際の科学者が検証しているところが、非常に面白いです。
すみません、本当につまらないお話でした。
リーマン余波 融資の現場
業種、業績規模によって多少違うでしょうが、銀行融資に至っては
リーマンショックで、貸し渋りというか、渋るどころか、てこでも動かない状況が
一部であるようです。
企業の現場の閉塞感は、半端でありません。
だからといって、今時、国に期待するのはナンセンス。
結局、自力でなんとかするしかない。
企業を取り巻く環境は、非常に厳しいです。
ですから、一方でそれを心配することなく、やっていけていけている環境で
働いている方は、非常に良い環境で仕事をやっているのか、と思います。
心理学・・・てほどでないが。
陽気にはしゃぐ人に限って、意外に孤独だったり・・・。
物静かにいる人には、実は、内に燃えるような信念を持っていたり・・・。
お仕事でもプライベートでも、結局、相手にするのは人間なわけで。もっといえば、人間の心でして。
これを理解しないと、仕事も進まないし、プライベートで深~い話をすることもできません。
自分が気をつけているのは、単純に相手の立場に立って、まずは、話を聞いてみること。
最初はそこからです。その上で、次の段階の話をする、ということでしょうか。
学校では、経済学でしたが、個人的には、心理学が教養レベルですけど、好きでした。
別に人の心を探ってやろうとか、ではないです。
単純に人間の心に興味もっていただけです。それは今も変わりません。
生まれながらの直感も手伝って、よく人の性格や行動を当てることが多かったです。(ちなみに
地震もあてたこと、ありましたね。それは関係ないですが。)
年取ったら、怪しい占い師になりそうです・・・。
リーマンショックの規模
今回のリーマンの負債総額は、67兆円。
ところで・・・・
米国の家計金融資産は去年末で、4980兆円。ちなみに日本は、1503兆円。
日本の民間銀行預金残高 548兆円(2008年7月時点)
三菱UFJフィナンシャルグループ総資産 192兆円(2008年3月)
どうです?
これ見ると大したことないですよね?????(と、思いたい)
IPOへの実現に向けて
とあるベンチャー企業2社訪問。
ひとつは、業務提携に向けて。ひとつは、証券会社のご紹介でした。
業務提携に関しては、私が以前勤めていた上場企業の社長を紹介する段取り。
(昔の上司連れて)
これはこれで、うまく進める方向でいければ、と思っています。
ベンチャーにとって、優良企業とビジネスできる機会あれば、それは非常に
重要なものです。
もうひとつは、証券会社の紹介ですが、今すぐではありませんが、今後の幹事証券の
選定およびそのお付き合いによる業務提携、IPOに関するアドバイスの可能性について
ざっくばらんとお話をしました。
IPOは、本当にエネルギーが非常に長い間持続させて、成功させるもの。
それだけに、私の周りの方で、そのベンチャー企業に役立てられれば、それだけでも
非常にうれしく思います。
両方の企業、業種違えど、携わっている以上、是非とも成功してほしく思います。
私でよければ、本当にいつでもご連絡ください。
ファミリー企業 リーマンショック M&A
今日、社外ネットの勉強会に出席しました。
元サントリーの役員の方のお話を聞かせていただきました。
その方のお話で、印象的だったのは、総括されたときに、これから時代の要請として
ファミリー企業は、その企業の規模に関わらず、「開示性」「透明性」「説明責任」を、
企業は求めれると話をされていたことです。ここに非上場も上場も関係ないのかも
しれません。
さて、昨日はリーマンショックで株価が暴落しておりますが、一方で株式投資の絶好な
チャンスともいえます。(もっとも、どのタイミングかが問題ですが。)
また一方、私の友人で、M&Aのコンサルを行っている者がいるのですが、今年だけで聞いた範囲
で、7件近いディールを成立させています。(報酬も億を超える・・・?。)
M&Aの成立確率は、非常に低いですが、ただ驚きです。
彼のプロフェッショナルぶりと、プラス、顧客への信頼度の積み重ねが、結果にでているのかも
しれません。(元々優秀な方ですが、それに奢らず不断の努力を積み重ねられたんだ、と。)
その極意は、是非聞きたいものです。(と、彼に伝えましたが・・・。)
いい意味で刺激になりました。もっとストイックに仕事を決めなければならない、と思いました。
周りの友人は、非常に刺激になります。
フジ子・ヘミング
フジ子・ヘミングのCDを聞きました。
友人が、今度そのコンサートに行くらしい。場所は渋谷。
もう75歳。若い頃に右耳の聴力を失い、大人になって、左耳の聴力も悪くなり、30歳で難民認定さ
れ、差別・誹謗・中傷にさらされた時期を多く過ごし、有名になったのは、本当にここ10年くらい。
生で聞いたことないですが、こういう人生を送ってきたきた人のピアノの音って、どんな音、響きを
だすのだろう。
私はプロでありませんが、先日ブルースをピアノで弾いていた客が、僕に話かけてきたのですが、
その時、「確かに技術にうまい、へた、はあるけれど、その人ならではの音が必ずある」、と。
そういえば、私、ギターを弾くのですが、確かに、同じを音(コード)を単純にストロークしても
人によって、しぶく聞こえる人もいれば、からっとした音を出す人もいます。
俺は、こんな音出せね~、と思うときがあります。音としては、同じなのに・・・。
人それぞれ背負ってきたものが、そのまま音にのると、やはり、その人の「味」がでるんですね。
還暦ベンチャー そして 中国
還暦になって、ベンチャーを起こす。
を、中小機構に向かえ、講演をしていただきました。
このエネルギー、若さ、とても素晴らしいです。
次回は、中国ベンチャー企業で、にプレゼンをやっていただきます!!!
この方は、若干32歳。頭脳明晰。ビジネスモデルも素晴らしいものを持っています!
また、楽しみが増えました。
素直な気持ちで
とかくいろんな経験をすると、人は素直になれなくなるものですが
最後は、やっぱり素直正直がいい。
それはプライベートも仕事も両方に必要です。
そんな好感持てる人には、なんとなく人が寄ってきて、そのうち
いろんなサポートを意外と受けるものです。
え、何で感傷ぶってるんですか、って?
いや、人はいろいろあるんですよ。
偶然が偶然を呼ぶ
最近、え?おや?という偶然が多い。
先日、日本に一時帰国した中国人(?)から電話があり、当然ビジネスの話だったのですが
「じゃあ、今回は日本で会えないけど、北京で会おうね」と言った2日後に、池袋駅で偶然ばった
り・・・。
10数年前に入社した会社の先輩に偶然、やはり恵比寿駅でばったり・・・次の日、その先輩と同期の
先輩にも、やはり今度は浜松町駅でばったり・・・。
今日、ある客先に出向いたら、その会社の上が、昨日飲んでいた方の会社だったので、びっく
り・・・。
これは何かの啓示ですか?
懐かしい面々
私が今も監査役やっている会社に、以前管理部で活躍された方と会食しました。
一人は緒方さん、現在オークキャピタルに勤務。もう一人は、服部さん、IRコンサルのフィスコの社長
秘書です。
懐かしい話をしながら、今の話もして、大いに盛り上がりました。
人の縁というのは、どこでどうつながるかわかりません。
今日は、たまたま会食したけれど、明日になれば、また一緒にビジネスをしているかもしれません。
私はこういう縁をこれからも大事にしたい、と思っています。
私で役に立つことがあれば、いつでもどこでも、はせ参じたいです。
これからも末永い、お付き合いさせてください。
ちなみに、私の人生の最後の夢は、私の葬式にたくさんの人に並んでもらうこと。
それだけ、この世の中で、私が人の役にたったひとつのバロメーターのような気がするのです。
石川さんの結婚式 生のクラッシックを聞きながら
本日、石川さんの結婚式に行ってまいりました。
石川さんは、ジャスダックに上場している企業に勤務していて、今、経営管理の中枢で働いて
います。もっとも彼を、この会社に紹介したのは、私です。
不思議な縁で、彼の勤める会社の相談役(社長、会長歴任)は、別の会社で一緒にお仕事をさ
せていただいた仲でした。
そして、現在の経営陣の方もよく存じ上げており、大昔にコンサルティングを行った経緯もあります。
それだけでなく、彼のお父様が社長をやっていた会社の、私、監査役も勤めており、またさらには
彼の前職の会社の社長は、私の高校の先輩で、私とお付き合いが今も続いているのです。
それぞれの事象は、時間が全てばらばらです。点と点が線に・・・・みたいなご縁です。
彼のスピーチ、しっかりしてましたね。感心しました。20代後半とはいえ、素晴らしかった。
ところで結婚式、新婦が、今も音大の大学院で研究生としており、(ソプラノ歌手?)当然、お仲間も
音大の方々。
生のバイオリンに、今も活躍されている方の歌(総勢5名)が入り、非常に癒されました。
昨晩は、ブルース、今宵は、クラッシック、クラシックっの生は、久しぶり!でも、すんごい良かったで
す。(学生時代にN響楽団の生は聞いたことあるくらい。)
すごくすごく癒された結婚式でした。 お二人とも末永くお幸せに。
石川さん、そのまま出世街道まっしぐらなら、時々私を思い出して使ってください(笑)
客のブルースを聞きながら
に久しぶりに行きました。
客がブルースをピアノで弾いています。
それを横目に、ブログを書いています。
いいですね、ピアノの音。ほろ酔いでいい気分。
贅沢なストレス発散。
ああ、かっこよく歳とりたい。
ブルースを弾く親父を見ながら、そう思います。
株式公開企業社数の激減 M&Aの台頭
最近は、すっかり株式公開社数が激減し、それをサポートする企業がなかなか見当たりません。
それでも、非常に有望な企業を今身近にサポートできることは、とても幸せです。
一方で非常に、M&Aの依頼が多くなりました。最近もとある証券会社に訪問した際、そこは
そもそもM&Aを積極的にやるところでなかったのですが、急に腰を上げて行うようになった模様で
す。
身近なオーナーが、ちょっと前にM&A(売り)で、エグジットされました。株式公開での一部売り出し
で、キャッシュインするより、はるかに高い金額でのエグジットです。(百億近く???)
現在は、ファンドが買い取り運営しているようです。
案件を整理するだけで、結構大変な数があります。しかし、本当に案件として成立するのはごくわず
か。それは投資会社で、IPO目指す企業に投資して、エグジットさせる確率とそんなに変わりませ
ん。
投資会社にいたころ、実は最初に投資をした企業が、その後上場し、今の私の会社の一部
スポンサーになっています。これは、非常に確率的に、1%もない確率かもしれません。
ファミリー企業とコーポレートガバナンス
先月29日の日経新聞にファミリー企業(オーナー企業)のビジネスは、経済を支えており、決して
時代遅れでない、また、経済の効率性や長期経営などの優位性もも、従来の一般企業に比べ優れ
ているというもの。
私も勤務していた時代、3社全てファミリー(オーナー)企業でしたし、今もお客様になる企業の多くは
ファミリー企業です。
確かにそのリーダーシップ、決断力、スピードは、恐らく雇われ経営者に比べると格段に違います。
その意味では、優位性というものはごくごく自然なこと、だと思われます。
一方、暴走しやすく、「お殿様、ご乱心を・・・」的な存在がいないと、企業があらぬ方向に行くのもま
た事実。
そのため、コーポレートガバナンスの効かないファミリー企業は、上場すべきでない、という議論も
あります。実際、私が所属しているでの分科会において、そのような議論を
今行っている最中です。
しかし、新しいビジネスの創出、起業家の創出は、このファミリービジネスから生まれてくるゆえに
この芽は絶やすべきでなく、もっと見直して良いのではないか、と思います。上場禁止は、若干極端
な議論かと思います。上場時のシェアに規制をすべきか、その辺に議論が残るのかと思います。
もっとも、私、そういう企業しかいなかったせいもあり、いろいろと擁護したくなります・・・・。
自己管理の反省 麻生関連株式
夏風邪をひき、しばらく声がでませんでした。
自己管理の甘さに深く反省。
少し良くなりましたが、横になると咳が連発します・・・。
麻生関連株がすごい上昇ですね。「麻生フオームクリート(株)」
しかし、麻生さん漫画好きだからって、「ブロッコリー」の株価が
上がるなんて、冗談みたいですね。