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ベンチャーキャピタリスト走る!
最近はすっかりIPOの数が減ってしまい、日本経済もどこへいくやら
という感じすらありますが、日本の経済復興を考えると、大昔のソニーや
本田のように新たな需要を作り出す企業が生まれることは、経済にとって
やはり重要な要素です。
ベンチャー企業は、生まれ続けていかなければいけません。
それくらいの社会的使命がある、と思うのです。
そんな中、私の知人の大手VCに勤めるベンチャーキャピタリストが、毎日
企業の発掘に東奔西走しています。
その知人は、非常に地道な努力を続けていて、企業発掘はもちろん、
丹念に企業を調査し、毎日早朝から夜遅くまで勤務し、ベンチャー企業発掘と
投資に向けて精進されています。
特に大手金融機関系ですと、情報の宝庫でもあり、単に投資だけでなく、
その情報力を活かし、時に業務提携のきっかけも作ってくれているのも確かです。
私自身、単純に公開準備だけのサポートをすることはむしろまれで、
必要とあらば、その事業のプラスアルファのお手伝いもすることも多々あります。
しかし、情報量の多さから考えると、大手金融機関は、破格です。
業務提携は、ひいては、資本提携にもつながりますので、その点事業会社にも
大いにメリットともいえます。
ですから、ベンチャーキャピタルを、ただの投資屋と思わないで、少し切り口を変えて
お付き合いをすると、事業会社にとっては、非常に有用なパートナーにもなります。
もちろん、担当者である、そのベンチャーキャピタリストの能力にかかってきますが。
そんなことで、もしご相談あれば、お知らせください。
有能なキャピタリスト紹介します。(逆にここまで言うと、本人はプレッシャーですけど(笑))
ピアノ曲101
駅前で、たまに販売されるCD屋で、ピアノ曲101とかいう
CDを買いました。
顔に似合わず、一人でピアノ曲を聴いて、ちょいと一休みで、このブログを書いています。
かなり、連休中ばたばたしていたので、最後に落ち着きたい、という気持ちが
強く、今静かな曲を聴いて、ほっとさせています。
皆さんは、連休中はどうでしたか?休み前は、私、相当疲れていて、気を充足させるために
それなりの休養を取るようにしました。
一瞬ですが、南に足を運び、ただただ、波の音だけ聞いてぼけーとしていたり、衝動買い
したり、と、非日常空間で少し心を休ませておりました。
自分を見つめなおす、いい時間でした。
いつも目の前の現象に追われると、一体何をするために生きているかすら
わからなくなるような気がします。
自分のゴール(ビジョン)を改めて再確認して、また明日から年末にかけて
進みます。
直感力で人を見る
仲良くなる人の中には、非常に直感が冴えている人が多いです。
直感は必ずしも女性の武器ではありません。(絶対数は女性が多いです。あまりの図星に
タジタジになる場面があって・・・ってこれは関係ないですね(-_-;))
人を見るとき、「あーこの人はこういう思考をする人かな」とか「自分とフィーリング合うな」とか
瞬間的に思うことがあって、それを本人にぶつけると、大抵当たっています。
私はこれを大事にしています。素直に従えば、物事がうまくいくような気がするからです。
もちろん、何でもかんでもそれに頼る、ということでないですが、ピン!ときたら
理屈の如何を問わず、極力従います。
私と同じように直感の鋭い友人がいますが、逆にもめると、その後お互い察してしまって、
全部見えているようで何ともやりにくい。
それは良いとして、人とお付き合いする時、もし何かピン!と来るものがあったら
基本それにしたがって見るのは、いいかもしれません。
たま~にですが、その人が今、置かれている状況が映画の場面のように
眼前に見えることがあって、それを人に告げると当たっていて、怖がられます。
これは、直感・・・・ではないですね・・・・ふふふ。
音楽の話 尾崎豊って懐かしい
歌手尾崎豊の息子さんが、あるブログに掲載されていましたね。
私は、ファンではありませんでしたが、お父さんである尾崎豊の曲を
生演奏で何度も歌わさせていただきました。
尾崎豊自体は、ちょうど、高校生の時に、流行っていたと思います。
ちなみに、BOOWYの全盛期だったとも記憶しています。
私のお付き合いある企業で、その昔カラオケに社員といった時、
半分が韓国人の方だったんですが、韓国版「I LOVE YOU」を
初めて聞きました。
結構、お隣の国でも定番のようです。
私、ほぼ毎日ウオークマンで音楽を聞いています。
種類は、かなりバラバラです。演歌、J-POP、クラッシック、
ジャズ、ヘヴィメタル、フュージョン、ラテン系、もう何でもありです。
(若い順でいうと・・・中学:なぜかニューミュージック(アコースティックギター始めたので。)
高校:ヘヴィメタル&フュージョン 大学・・・ジャズ 社会人以降:何でもあり。
これ見ると、軽く精神が病んでいた時代が・・・)
ただ、基本好きなのは、ピアノ音楽。
ピアノ音楽が一番癒されますね。トランペット、ギター、ブルースハープと来たので
次に習うは、ピアノ。その次は、三味線ですかね。
今、思いだしました。ものすごい恥ずかしいお話を一つ。小学生の頃は
典型的な目立とう精神の子供だったので、お楽しみ会で、生まれて初めて人前で
歌を披露した曲は、沢田研二の「LOVE 抱きしめたい」(レコ大賞曲)でした。
でも、この曲、歌詞が不倫をテーマにしているので、小学1年生が歌う歌じゃ、ございません・・・。
何度も言いますが100年に1度のチャンスです。
100年に1度の不況だそうです。
周りがそうだから、私もそうなっても仕方ないと思うのは、
それはおかしいと思うのです。
ベンチャー業界に長くいますが、ベンチャー企業にとって
必要なのは、そのサービスが、商品が、唯一無二、差別化されたもので
なければなりません。なぜなら、生き残れないからです。
それが「同じ」であったり「類似」では、生きていけないはずです。
人と「同じ」ではいけないのです。
だから、この不況を理由に、だから仕方がない、という考えをするなら
周りと同じような生き方になるだけです。
私が携わっている企業は、すべて億単位で利益がでています。
このような時期でも、ちゃんと儲かっている事業、企業はあるのです。
それには、差別化、があるからです。「違う」ものが存在するからです。
だから、何度も言いますが、100年に1度のチャンスの時代です。
多くの人は、思考停止になっているのですから・・・。
株式公開を目指す企業
昨晩は、ある証券会社に勤める知人の会食会に出席。
その席には、3大監査法人の代表をやっていた方や株式公開を目指す企業を
サポートする証券会社、VC、信託銀行、メディア、そして株式公開を目指す事業会社の社長など
多種面々でした。
昨今は、株式公開を目指す企業がめっきり少なくなりました。
株式公開なんぞ、事業の発展で言うと、通過点でしかありません。
ですから、経営者の方は、公開うんぬんより、10年後、20年後の
企業像を明確にすることが先決です。
自分の生活ができる程度に事業を継続することが目的なのか
いずれはアジア、世界を席巻する企業になりたいのか、もし後者が
明確にあれば、それについて、頭がちぎれるくらい集中する。
公開は、その事業実績の積み重ねの途中で、できるようであれば
やる、その程度で良いのでは?
でなければ、公開それ自体が目的になってしまい、本来の事業会社の
目標を見失うかもしれないからです。
こんなこというと、私含め関係者に誤解を招く表現ですが、
例えば、VCが来ても断るくらいの企業で伸びている企業のほうが
いい企業かもしれません。
月に1回、中小企業整備基盤機構(中小機構)で、ベンチャー経営者を
招いて勉強会を開催していますが、今度、公開企業の経営者を招こうと
思います。
やはり月曜日は元気になる。
月曜日に昼から、幹部での会議が毎週行われている
ので、文字通り毎週行くのですが、ここに来ると、いちいち元気になります。
(こういう表現は、変ですが。)
社長がいつも、幹部を元気にさせる。近視眼的な見方に叱咤し、
長期的展望に檄を飛ばす、そんな社長です。
いつもいつも思うけれども、私自身を思わず振り返るし、
再度、自分を見つめなおす機会になっています。
経営者、かくあるべし。そういうことを身近に思わせる方です。
私は少し立場違うけれども、損得抜きでサポートしたい、と思わせる
素晴らしい方ですね。
リーダーシップというのは、こういうことなのか、そんな思いを抱きます。
一昔前の株式持ち合い コーポレートガバナンス研究会にて
現役の上場企業の社外役員があつまる勉強会()にて、私が「日本の株式
持ち合いに関する歴史」について、発表をいたしました。
私以外、すべて大企業の重鎮の方々で、まさか20年前大学のゼミで勉強したことを
もう一度、今度は現役バリバリの社外役員の方々の前で、発表するということになろうとは・・・。
当時私が勉強した題材の文献が、「法人資本主義」という奥村宏さんの文献でした。
50年代後半から89年までの間での株主持合いに関する文献で、50年代は、個人株主が60%占め
ていたのが、89年になると、事業会社、金融機関で70%占めるという結果になっておる歴史がありま
した。
細かいことは割愛しますが、これによって何が見えるか、というと、日本企業の歴史に
ガバンナンスがそもそも存在し得なかった、したがって、欧米のような社外取締役が
機能しない企業社会であったこと、また、相互持合いによって、責任の所在が
極めてあいまいで、それでも企業として生き抜けた、という状況です。
昨今また「持合い」について、議論がありますが、これは、昨今の買収防衛策が
主な原因ではないか、という議論がでました。
しかし、こんな日本独自の「だんごで固まる状況」では、厳しい本当の意味での
資本主義のマーケットでは勝てないのではないか、という直観的な危惧を覚えたのは
私だけでしょうか?
中国市場に関する記事
中国市場に関する記事をポータルサイトに寄稿しておりますが
先週書いたものが再びアクセスが増えました。
それだけ、注目も大きいということでしょうか?
さて中国市場を賛美する一方、そのガバンナンスに関する無知は
かなりひどいものがあります。(発展途上であることを考えるとやむを得ないかも
しれませんが)
というか、「管理」に対する意識が希薄すぎて、目先の商売が儲かればいいじゃん!
くらいの意識の経営者が非常に多い、と思います。
それでいて、ほとんどキャッシュフローに興味ないのは、冗談かというくらい
逆に笑えない状況です。
自身の商売を1を100にいう癖があるので、そのあたりは十分配慮すべきでしょう。
九州のIPO
IPOウオッチャーのN堀氏と会食。
先月、九州の中小機構に訪問した際の話をして盛り上がりました。
今、九州の独立行政法人 中小機構の福岡支店が、九州の企業をIPOさせようと
取り組んでおられていて、その中心人物の方とお話をしました。
その時、大変失礼ながら、Qボードでは厳しいのでは?ということと
そもそも地方におけるIPOに対する認識は、一部の専門家や相当意識した起業家にしか
わからないのでは?という疑問を投げかけました。かつ、IPOは通過点に過ぎず、IPO後の
ダイナミズムを具体的に教えるべきである、と非常におこがましいがご提案申しあげました。
ということを、N堀氏に話したところ、「じゃあ、九州出身の起業家でIPOを果たした社長に
講演させてみては?」との提案。N堀氏がお付き合いしている社長に打診してみよう、と
いうことになり、私は私で早速九州の機構へ連絡。ただいま返事待ち、です。
九州というか福岡出身というか・・・孫さんは有名。(佐賀でしたか?)
古いところになると、ブリジストンの創業者とか出光さんとかTOTOさんとか
お仏壇の長谷川とか・・・起業家ではないですが、吉野家の今の社長は
福岡ですね・・・。ホリエモンもそうだった・・・。
起業家より、芸能人が多いんですけど・・・・(笑) 松田聖子、チェッカーズ、チャゲ&飛鳥、
タモリ、井上陽水、武田鉄矢、浜崎あゆみ、MISHIA、椎名林檎、黒木瞳、酒井法×・・・とか。
日本は経済植民地に
私が日本人であることを痛感する瞬間のひとつ、
それはアジア出身の友人と話をするとき。このとき、当たり前だが、私は私が
日本人であることを意識する。彼らは、中国人あるいは韓国人だったりする。
日本人であることを意識することもさることながら、危機感を感じる。
彼らのような優秀なビジネスマンが、日本人以上に明確に日本はかくあるべし、とか
私はこのように行動する、という指針を発言するのを聞くにつれ、当の日本人は
何とも、のほほん、としているとしか思えない。
彼らのハングリー精神、確固とした信念、母国でも日本でも貪欲に学ぶ姿勢、
どれも今の日本人に欠けているものでは、とすら思う。
そして、日本人は日本人だけのコミュニティ。そこに異民族はいない。したがって、外の人間に
アレルギー反応あるいは、そもそも外の人間とは付き合わない。
これでは、国際競争に勝てない。もう、いっそのこと、日本を経済植民地にする勢いで
異なる価値観、考え方、あるいは貪欲な学びの精神を、を外から植えつけてくれ、と、
その友人たちに言いたくなる。
そうでもしないと、いつまでたっても、日本人は目が覚めないよ、と思ってしまう。
それでなくても、世界はどんどん狭くなっている。単に世界が狭くなるのではない。
極論すると、国を超えないともうビジネスができない、ということだ。
外需に頼った日本が落ちぶれたので、じゃあ内需に頼るかといっても惨憺たる状況。
やはり、外に出ていくべきである。いまや、1国内ではビジネスにならない。それぐらい
世界はもっと密接な関係になっている。
もっとも私は、究極、日本人であるまえに地球人でありたい、と思う。
そうすれば、国なんぞ関係ないのだ。たまたま、地球の違う地域で生まれ、育った
というだけの違い。そう考えると、最初からお互い違いを認めた上でフェアな立場で、
お互いにとってメリットになるようなビジネスを構築できる、と信じている。