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ベンチャー企業をサポートするために
昨日は、3つ会議(面談)をこなしました。
1件目大手シンクタンクにて、2件目以前勤務していた会社OBのいる人材会社にて、
そして、3件目横浜関内のインキュベーションセンターにて。
この3つに共通しているのは、ベンチャー企業、新興企業をサポートするための
スキーム作り、であります。
海外投資家、国内投資家、事業会社、人材会社、これらの要素を
うまく組み合わせて、新たな企業の発展、投資を促す仕組みです。
日本だけの仕組みでは限界があったり、大企業と新興企業との既存の
事業提携ではうまく機能していなかったり、投資家の目利きが十分で
なかったり、と今ある課題を解消するために、どうあるべきか、と
みな別々ですが、それで話をしておりました。少しずつ形にしていきます。
皆様、ご協力ありがとうございます!!!
新人社員の話
ある会社で、今回の震災でのボランティアで会社で募ったところ(もちろん強制ではない)
女性新人社員のひとりが、幹部に向かって、「社員をそういう危険なところに、
行かせようとする会社の姿勢に相当な問題があるのではないか」と
食らいついたそうです。
参加は自由意思ですから、そこまで言うか、と僕はその話を聞いて思ったのですが、
今の人ってそういう考えするのですか?
ちなみに、その際かかる費用は会社が一部負担してくれる、というものでした。
(まあもしかしたら、それを強制ととらえたのかもしれません。会社は
もしそのような意志を持つような人がいれば、その費用の一部を負担してくれる
制度だったそうです。)
結局その方以外の人たちが、実際にボランティアで東北へ行って戻って
来て、報告すると、結局その社員も多少自省の念にかられたのか、、
次回は行くことを決めたそうです。
私も非常に遅まきながら、東北へ行きます。
HOLD YOUR LAST CHANCE
このタイトルみて、長渕剛の曲だ、と思った方、私と同じ世代です。(笑)
この曲の歌詞、「傷つき打ちのめされても 這い上がる力がほしい・・・人はみな、弱虫を
背負って生きている・・(略)・・君が愛にしがみつくより まずは君が強くなれ・・・
Hold Your Last Chance 小手先ではがれ落ちる美しさより・・・
Hold Your Last Chance ひとつぶの汗の方がいい・・・・ 」
今の時代には、少し青臭い感じがしますが、久しぶりに聞いて
ああ、いいな、と思ってしまいました。
若い時は、流れた音楽と自分の境遇を無理にオーバーラップさせたものです。
あ、これ、自分の思いを代弁してる・・・(してないっちゅうーの!)
若い時の大いなる勘違いって、いいですよね。もう、それだけでエネルギー
ですから。今もそうありたいと思います。
多分、今自分がやっている事業って、強烈なエネルギーなしではできません。
普通のエネルギーではだめで、超強烈、ある種「狂」であるくらいのエネルギー
が必要だと思います。あれ?何の話だったんでしょう?
そうそう、若い時に聞いた音楽を聴き返し、その時のエネルギーを
もう一度思い出した、ということです。
いつも、「今」の気持ちが、Hold your last chance という思いで
過ごしていこう、と思わず自分で自分を励ましてしまっている
40過ぎの男がここにおりました、という話です。
みなさんにとって、元気がでる、エネルギーがでてくる瞬間って
どんなことですか?
ベンチャー企業のエグジット
昨日、某VCさんとベンチャー企業さんとのミーティングに参加。
最近は、ご承知の通り、エグジットのIPO(株式公開)が難しくなりつつある中で
投資する側もされる側も、慎重になりつつあります。
金融機関にお願いすることもさることながら、大手の事業会社に資本参加を
お願いするケースもよく見かけます。
もちろん、シナジーがなければ難しいですし、受ける側(ベンチャー企業)
の信頼性も高くなければ成立しません。しかし、一旦参加してもらえると
ベンチャー企業側は企業としての信頼性はぐっと高くなります。
一方、大手企業からすると、新規事業を1から始めるよりも、効率よく取り込めて
財務力を生かして、支援することが可能であり、場合によっては、事業成績を
プラスアルファできる可能性がでてきます。
最終の出口が、IPOかM&Aかは、各企業の判断ですが、今のような環境では
(ずっと続くかどうかは定かでありませんが)
さまざま選択肢を柔軟に考える必要があるのかもしれません。
おじさんベンチャー
ひょんなことで知り合った、元野村証券で海外畑を歩いた方が
ネットショッピングを立ち上げました。御年、60うん才。商品は食品除菌剤です。
その際、みんなで出資しあったメンバーが初めての顔合わせをしました。
全部で9人。60代4人、あとは30代、40代。若干異色な感じでした。
某大手VCの元取締役、某大手生保投信の元専務、不動産ファンドの役員、執行役員、
ネットコンサルの社長、そして私。
個人個人の年代、職種、ばらばらでできた会社。還暦をとうに超えた社長が
集めた面々。
でもこのバイタリティ、見習う必要ありです。だって、悠々自適な生活を歩めばいいのに
あえて事業を起こす。御年60うん才。周りもそれに乗ってしまう。理屈は抜き。
微力ながら、サポートさせていただきます。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/tosmartjapan/2000.html
外国人からみた日本の風景
昨日、韓国人社長2名、中国人社長1名、それに私でお会いしました。
外国籍であるし、実家は当然向こうにある方々。しかし、1人を除けば(1人は来日なので)
この国(日本)で会社を起こし、この国で自分の家庭を持つ親たちでもあります。
そんな背景のある方々ですが、
そこで日本のニュース報道について、中国人経営者が面白いことを
言ってました。
「日本のニュースは、国の検閲が掛かってるんですよね?でなきゃ、
どこ変えても、同じニュースだし、実際は国営ですよね?」
なるほど。冷静にみるとそうかもしれない。もっとも私は、今回の震災の件で
民間のニュースは全く信用していない。(電力会社から広告宣伝費もらいすぎで、
震災当日、東電会長がマスコミOBと中国旅行していて、その費用を東電がもっていた
と記者会見で認めたということもある・・・)
また経済に関しては
「日本は、社会主義経済ゆえに・・・」 ⇒え、それ前提?(笑)
友人だからわかりあえるジョークであり、
わかりあえる皮肉であることはもちろん了解済み。
そういえば私、学生時代のレポートで、日本の経済は修正資本主義だと、純然たる
資本主義ではない、と書いたことがある。社会にでて、なおさらそれを
意識したので、この意見にも多少同調した。
彼らと話をすると冷静に日本人を見ることができる。そして意見を交わすことで
お互いが理解できる。
今回の皆さんは、みんな日本を愛してます。でなかったら、わざわざ家庭をこちらでもって
事業なんか始めるわけない。割愛はするが、「日本はここがすごいよね~」という
話もたくさん聞いた。(お世辞ではない)
私が言いたいのは、彼らが発する私たちにとって特に辛辣な話に、きちんと耳を
傾けるべきだ、ということ。そして迎合することでなく、きちんと意見を交流させること
これが重要だ、ということ。
ちなみに・・・・この事実は知りませんでしたが、お隣韓国では、
雨が降ると、一部の学校は今も休校になるそうです。
わかりますか?放射性物質の飛来を避けるためです。こんな状況だからこそ
大げさと言われてもリスクを避けるべきです。
米国軍ですら、一気に原発から80キロまで下がったのは、常に最悪を想定して
リスクを避けるためなはずです。
日本人はどうですか?
まっすぐな社長の思い
もう5年くらいお付き合いしているベンチャー企業の社長がおります。
社長就任は3年前くらいですが、彼と出会うと逆にいつも元気を
もらいます。
体育会系ノリの勢いがある一方で、非常に細かな配慮をする社長です。
昨日も経営会議で、現在の自分自身の課題について率直に
話をしておりました。細かな課題については言えませんが、
自分は、正直今の課題に対してこう思います、そしてそれに対して
つい感情的になる自分が非常に弱点でもあります、でもここまで
やってきました、引き続き、こういう決意でマネイジメントを行うので
よろしくお願いしたい、と実直にそして素直に我々経営幹部に
話をする姿を見て、私は、これからもこの社長を自分なりに
支えていこう、と思いました。うまく言えませんが、何か熱い思いを感じたのです。
過去に自分の信念で立ち上げた新規事業は、わずか2年で
お客様1000店舗以上に導入する実績を抱えるまでになっています。
まさに有言実行。
もちろん、ベンチャー企業ですので、これからではありますが、苦悩しながら
ここまでやってきたのですから、私も私の役割で、是非一緒に成長したい、と
思いました。
こんな社長とたくさん会えるとわくわくしますね。