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2011/08/29

若者は世界にでよう

「若者は世界にでよう。・・・中略・・・・日本には技術も人も金もある。ないのはビジョンと

一歩踏み出す勇気だ。」

これは、「創発的破壊」(米倉誠一郎著)の中の一文。

この「ないのはビジョンと一歩踏み出す勇気」という言葉にガツンと来た。

私は中年で、ビジネスの中では、中堅どこである。(40歳は若者???・・・でありたい)

これは自分にも突き刺さる言葉だし、最近の起業される方にも

あてはまるな、と感じた。 みんながみんな、閉じこもってしまって

ほら吹きも変態もいなくなってしまった。(変態というのは、変質者でなく

ある種独立独歩で、明らかに異質な考え、行動を持った人のこと)

「俺、これで、世界を制しますから」って、そんなこと言う人いなくなっている。

大企業家って結構、その時は、ほら吹きと呼ばれる方が多いのだ。

でも、それが現実になっていく。

ソフトバンクの孫さんだって、起業当時「この会社を豆腐のような会社にする!」って

言ってたんでしょう?豆腐は1丁(兆)2丁(兆)って数えるから・・・。

今、売上3兆円になっているし。

そのためには、ビジョンが必要。そして荒唐無稽な目標を掲げる。

私無知で知らなかったのだが、かつてケネディ大統領は、ビジョンに根拠など必要ない、と

言ったらしい。簡単だからやるのではない、難しいからやるのだ、と。

それで、アポロは月に着陸したんだな。






2011/08/23

人、ひとりって無力だけど・・

先日、福島にてボランティア活動に参加しました。

あいにくの雨模様で、室内での作業になってしまったのですが

微力ながら、お手伝いをさせていただきました。


お役に少しは立てたかもしれませんが、人一人の力って

本当に大したことないな、と思ってしまいました。

反面、たくさんの方が結集してやっていくと、こんなにも

力を発揮するものだとも、思いました。

帰りに、地元出身の友人と海岸線を通りましたが、

跡形もなくなっているのを光景を見ながら、

「小さい時に確かに訪れたのだけど、光景が

あまりに変わってしまい、当時の記憶すら思い出せない」と

友人がつぶやいていたのが印象的でした。



復興するにも途方もない時間がかかることを

あらためて認識し、地味であまりに微力だけども、

これからも何かしらのお役に立ちたいと

思いました。






2011/08/15

NHKの番組を見て

NHKの戦争番組を見ていて、解説者曰く

当時の日本の「リーダー機能不全」「危機管理意識の欠如」

「セクショナリズム」が複合的に重なって、取り返しのつかない

戦争に突き進んでいった、と。

この冒頭の解説そのものは、今の日本が昔と変わっておりません、と言っているように

しか聞こえなかった。

そう、昨今の原発問題に絡む、国(政治)、行政の在り方がそのままではないか、と。

しかし、これは企業にも言えることではないかとも感じた。

(経営者、経営陣が)決断し、時に強いリーダーシップを発揮、また危機管理意識の向上(事態が

最悪の状況に至った場合も想定し、そこでどのような手を打つかまで想定する。)

さらに月並みだが、風通しの良い組織と不断のコミュニケーション確立というのは

大事かもしれない。

これを十分に鍛錬していなかったばかりに、組織がとんでもない方向に

いってしまう、ということだ。

過去の遠い話、ではなく、本質的には、そのように日本人の

今も変わっていない、悪しき習慣の脱却を図らないと、

同じことをずっと繰り返していくのかもしれない。






2011/08/11

パッションの重要性

昨日の夕方、一ツ橋大学の先生で、イノベーション研究センター長の

米倉先生が、新宿で、現役学生でバングラデシュで起業した方(税所さん)との

対談を行うということで、三越まで足を運んだ。起業した税所さんは20歳超えた

バリバリの学生。

起業した彼のきらきらした目、まっすぐな思い、そしてその実行力は

若さゆえもあるだろうけど、純粋に感動した。

片や58歳、片や20歳そこそこの男2人の対談。

お二人に共通したのは、パッション。これをやるんだ!という意気込み。

不可能を可能にするには、理屈でも知識でもない、パッションが必要なのだ。

私もベンチャーを追いかけながら、自分で最近忘れかけていたものだった。

何気に内に内に入っている自分を、その2人の対談を聞きながら

自分自身にそう思った。

最近ベンチャー追いかけていて、その起業家の方の目線が

どんどん内々に、かつ低くなっている気がしていて、それに不満に

思っていたが、その環境を変えるには、まずは自分自身が変わること、

そう思った。仕事上、私の周りには、アジア人の方がいるけれども

それでも、自分の行動範囲の狭さを痛感した。

もっと大胆に、もっと突き抜ける力(これは先生の言葉)を

自分に持ちたい、と思った。対談が聞けてすごく良かった。







2011/08/02

誕生日を迎える人へ

8月3日は、私の18回目×2+5 回目の誕生日。

(わからんっちゅーに!)

♪ 大人の階段の~ぼ~る~、君はまだシンデレラっさ ♪

という曲を聞いていたのは、今から25,6年前の話である。

大人の階段が中盤に差し掛かったところ、だろうか?

私の周りには、シンデレラはいない。

同い年のシンデレラがいたら、それはおぞましいものを

感じる。ガラスの靴をはく前に、ウェストを気にするような

ドレスを選ばなければいけない。そういう年頃なのだ。

王子様(?)の私とて、シンデレラにでてくる王子様より

体系は、裸の王様(でぶ)の方がお似合いだと思うのである。

自虐的に言っているのではない。本当の話だからである。

さて、志、の話。(え?)

いくつになっても、志や夢を持ち続けたい、と思う。

孔子の「論語」に「四十にして惑わず」とある。

もう四十一だ。 まーだ、「惑わず」の境地にいない。