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若者は世界にでよう
「若者は世界にでよう。・・・中略・・・・日本には技術も人も金もある。ないのはビジョンと
一歩踏み出す勇気だ。」
これは、「創発的破壊」(米倉誠一郎著)の中の一文。
この「ないのはビジョンと一歩踏み出す勇気」という言葉にガツンと来た。
私は中年で、ビジネスの中では、中堅どこである。(40歳は若者???・・・でありたい)
これは自分にも突き刺さる言葉だし、最近の起業される方にも
あてはまるな、と感じた。 みんながみんな、閉じこもってしまって
ほら吹きも変態もいなくなってしまった。(変態というのは、変質者でなく
ある種独立独歩で、明らかに異質な考え、行動を持った人のこと)
「俺、これで、世界を制しますから」って、そんなこと言う人いなくなっている。
大企業家って結構、その時は、ほら吹きと呼ばれる方が多いのだ。
でも、それが現実になっていく。
ソフトバンクの孫さんだって、起業当時「この会社を豆腐のような会社にする!」って
言ってたんでしょう?豆腐は1丁(兆)2丁(兆)って数えるから・・・。
今、売上3兆円になっているし。
そのためには、ビジョンが必要。そして荒唐無稽な目標を掲げる。
私無知で知らなかったのだが、かつてケネディ大統領は、ビジョンに根拠など必要ない、と
言ったらしい。簡単だからやるのではない、難しいからやるのだ、と。
それで、アポロは月に着陸したんだな。
人、ひとりって無力だけど・・
先日、福島にてボランティア活動に参加しました。
あいにくの雨模様で、室内での作業になってしまったのですが
微力ながら、お手伝いをさせていただきました。
お役に少しは立てたかもしれませんが、人一人の力って
本当に大したことないな、と思ってしまいました。
反面、たくさんの方が結集してやっていくと、こんなにも
力を発揮するものだとも、思いました。
帰りに、地元出身の友人と海岸線を通りましたが、
跡形もなくなっているのを光景を見ながら、
「小さい時に確かに訪れたのだけど、光景が
あまりに変わってしまい、当時の記憶すら思い出せない」と
友人がつぶやいていたのが印象的でした。
復興するにも途方もない時間がかかることを
あらためて認識し、地味であまりに微力だけども、
これからも何かしらのお役に立ちたいと
思いました。
NHKの番組を見て
NHKの戦争番組を見ていて、解説者曰く
当時の日本の「リーダー機能不全」「危機管理意識の欠如」
「セクショナリズム」が複合的に重なって、取り返しのつかない
戦争に突き進んでいった、と。
この冒頭の解説そのものは、今の日本が昔と変わっておりません、と言っているように
しか聞こえなかった。
そう、昨今の原発問題に絡む、国(政治)、行政の在り方がそのままではないか、と。
しかし、これは企業にも言えることではないかとも感じた。
(経営者、経営陣が)決断し、時に強いリーダーシップを発揮、また危機管理意識の向上(事態が
最悪の状況に至った場合も想定し、そこでどのような手を打つかまで想定する。)
さらに月並みだが、風通しの良い組織と不断のコミュニケーション確立というのは
大事かもしれない。
これを十分に鍛錬していなかったばかりに、組織がとんでもない方向に
いってしまう、ということだ。
過去の遠い話、ではなく、本質的には、そのように日本人の
今も変わっていない、悪しき習慣の脱却を図らないと、
同じことをずっと繰り返していくのかもしれない。
パッションの重要性
昨日の夕方、一ツ橋大学の先生で、イノベーション研究センター長の
米倉先生が、新宿で、現役学生でバングラデシュで起業した方(税所さん)との
対談を行うということで、三越まで足を運んだ。起業した税所さんは20歳超えた
バリバリの学生。
起業した彼のきらきらした目、まっすぐな思い、そしてその実行力は
若さゆえもあるだろうけど、純粋に感動した。
片や58歳、片や20歳そこそこの男2人の対談。
お二人に共通したのは、パッション。これをやるんだ!という意気込み。
不可能を可能にするには、理屈でも知識でもない、パッションが必要なのだ。
私もベンチャーを追いかけながら、自分で最近忘れかけていたものだった。
何気に内に内に入っている自分を、その2人の対談を聞きながら
自分自身にそう思った。
最近ベンチャー追いかけていて、その起業家の方の目線が
どんどん内々に、かつ低くなっている気がしていて、それに不満に
思っていたが、その環境を変えるには、まずは自分自身が変わること、
そう思った。仕事上、私の周りには、アジア人の方がいるけれども
それでも、自分の行動範囲の狭さを痛感した。
もっと大胆に、もっと突き抜ける力(これは先生の言葉)を
自分に持ちたい、と思った。対談が聞けてすごく良かった。
誕生日を迎える人へ
8月3日は、私の18回目×2+5 回目の誕生日。
(わからんっちゅーに!)
♪ 大人の階段の~ぼ~る~、君はまだシンデレラっさ ♪
という曲を聞いていたのは、今から25,6年前の話である。
大人の階段が中盤に差し掛かったところ、だろうか?
私の周りには、シンデレラはいない。
同い年のシンデレラがいたら、それはおぞましいものを
感じる。ガラスの靴をはく前に、ウェストを気にするような
ドレスを選ばなければいけない。そういう年頃なのだ。
王子様(?)の私とて、シンデレラにでてくる王子様より
体系は、裸の王様(でぶ)の方がお似合いだと思うのである。
自虐的に言っているのではない。本当の話だからである。
さて、志、の話。(え?)
いくつになっても、志や夢を持ち続けたい、と思う。
孔子の「論語」に「四十にして惑わず」とある。
もう四十一だ。 まーだ、「惑わず」の境地にいない。